お客様視点のモノづくり。妥協しない技術者魂。すべてはお客様のために。

モノづくりへの思い

エンジニアが営業するメリット

私たち技術者が、電話でのお問い合わせから一貫して対応させていただいています。根っからの営業マンではありませんので、いろいろとご不便をおかけすることがあるかと思います。しかし、技術者ですから、機械のことに関しては的確な説明ができると自負しています。技術者がお客様と直接お話ししたり、現場に直接出向いていくメリットは、何と言っても、お客様のニーズを肌で感じられることです。設置場所も事前に見学できますから、どうレイアウトすればスムーズに稼働させることができるか想定した上で設計に入れます。お客様が何を求めているのか、どうして欲しいのかを即座に把握し、その上で弊社の技術をプラスして提案するよう心掛けています。

稼働環境に合わせた機械設計

機械を確実に動かすにはどうすればいいか。それには、機械としての機能を満たすだけでは不充分だと思っています。使い勝手はどうか、人の動線はどうか、他のラインとの繋がりはどうか、安全面はどうかなど、機械が実際に稼働する環境すべてへの配慮が必要だと思うのです。この点は、私をはじめ、弊社の技術者全員が最も大切にしていることであり、こだわっていることです。

お客様の要求から新たな技術開発を

お客様から求められた仕様が、新たな技術開発に繋がることもあります。こんなこともありました。紙包装機の場合、1製品1ケーサーが常識ですが、ある時、2製品1ケーサーにできないかというお問い合わせがありました。当初はできませんとお答えしていたのですが、技術者魂に火が付いて、チャレンジしてみることにしました。自分では考えもしなかったことを、お客様からの要求で実現する。これも、お客様と直接ふれ合っているからできることだと思っています。

マシンの搬入前にトラブルに対処する

オーダーいただいた機械は、お客様による立会い検査の前に、何度も何度も試運転を行います。この試運転はスムーズに行かない方が良いと思っています。なぜなら、お客様へ搬入した後でトラブルが出るよりも、この段階で想定外のトラブルも出し切ってしまい、調整しておきたいからです。もちろん、アフターサービスでも対応できますが、お客様の生産が滞るようなトラブルは損害にも繋がりますから、搬入前に対策を講じることができれば、それに越したことはありません。

包装機械エンジニアとしてのよろこび

包装機械はお客様の製品の裏方として働く機械です。しかし、街中でお客様の製品を目にした時、自分の機械でできた段ボールケースなどを見た時は、とてもうれしく思います。それが苦労に苦労を重ねたものだとなおさらです。